こんにゃくについて

こんにゃくって何でできてるの?

やきやまで使用しているコンニャクイモ

コンニャクイモからできています

こんにゃくはコンニャクイモからできています。
コンニャクイモの栽培は水はけの良い土壌が適しており、国内栽培では約9割が群馬県で作られています。
収穫時期は11月~12月末です。

やきやまで使用している
コンニャクイモです!

コンニャクイモの栽培畑

最初の収穫に3年

コンニャクイモの収穫時期に、種芋となる小さな子芋(生子)を同時に収穫します。
こんにゃくの原料に使えるコンニャクイモの大きさは約20cmですが、生子(きご)は一回の栽培では育ちきれません。そのため、毎年植えて、掘って保管して、また植えて、を繰り返して大切に育てます。
生子がじゅうぶんに成長するまで、なんと約3年ほどかかります。

生子(きご)ってなあに?

生子(キゴ)とは、かぼちゃくらいの大きなコンニャクイモが生育する際に、その周りにくっついている、コンニャクイモの赤ちゃんのようなものです。

お芋からこんにゃくになるまで

コンニャクイモをそのまま冷凍している様子

加工によってこんにゃくの種類が変わります。

コンニャクイモの保管方法は二つ。

その1.  そのまま冷凍保管

コンニャクイモをそのまま保管する方法です。
冷凍したものをすりおろして「糊」を作り水酸化カルシウムを添加して固めたものが「生芋こんにゃく」になります。

コンニャクイモは、
このように冷凍されます。

コンニャクイモを乾燥させ粉にしたもの

その2. 粉末状に加工して常温保存

乾燥させたあと、粉末状に加工する常温保存です。
粉末の場合は水に溶いて「糊」を作ります。
この粉末状態のコンニャクイモのみで水酸化カルシウムを添加して固めると白いこんにゃくができあがります!

色が違うのはなぜ?

こんにゃくには、白・黒・緑などの色があり、原材料によって色が変わります。粉末状態のコンニャクイモのみで製造すると白いこんにゃくができます。海藻を加えると黒っぽく、青のりを加えると緑っぽくなります。

こんにゃくの形

液状のこんにゃくを型に入れて板の固形にする

一般的な板こんにゃくや糸こんにゃくをはじめ、料理によって使い分けできるように玉こんにゃく、スライスしたこんにゃくなどがあります。

板こんにゃく:

袋や型枠に流しこんで作られます。

糸こんにゃく:

型枠に入れる前に目皿を通して糸状にしたものをお湯の中に流し込んで固めます。

玉こんにゃく:

小粒に切り分ける機械を通して形作ります。

板状になったこんにゃくが生産ラインを流れていく

液状のこんにゃくを型に入れて板の形にします。
板状になったこんにゃくは、生産ラインを流れて行きます。

厳しくチェックされて、
食卓へ届きます。

やきやまの肉じゃがこんにゃくで作った肉じゃが

糸こんにゃくとしらたきの違いって?

もともと、「しらたき」は関東で、「糸こんにゃく」は関西で作られていたもので製法自体が異なっていました。
現在では製法は同じなのですが、呼び方が昔のまま関東では「しらたき」、関西では「糸こんにゃく」と呼ぶことが多いため、地域による違いとして認識されています。

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